はじめてのCX 茨城シクロクロス城里

昨年末にシクロクロスのバイクを組んで一ヶ月でシクロクロスのレースに参戦してきました。

まず、少し時間を巻き戻し開催一週間前、、、

思いっきり風邪をひきました(泣)
レース開催週になってもあまり身体は良くならず、追い討ちをかける様な記録的な豪雪。そもそもレース開催自体危ぶまれるんじゃないの?と思っていたら案の定、主催者側でもギリギリまで開催調整をしてるとの公式ツイートが。。。

自分の体調も踏まえて、「いっその事、今回は中止で」と心のどこかで思っていたんですが、城里町の方々、主催者側の頑張りで開催出来る運びに。

私の体調の方はというと、レース3日前に別な病院に再度来院し再検査。
喉の炎症はほぼ治まっているので、咳が止まらないのは恐らく抗生物質が効いてない可能性が高いということで、お薬チェンジをしてもらう事に。
これが功を奏して、翌日以降かなり体調が回復。
勿論、咳も出るし苦しさは残るもののどちらにせよ初回から昇格なんて難易度高いことはあまり考えず、半分より上の順位でゴール出来れば良いな~
という程度で参戦することに。

話は戻って当日朝。

同じチームのけんぽさんと共に朝から会場入り。
私たちが出るC4のレースはほぼ最後に近い1時40分からですが、
試走や駐車場の兼ね合いから6時半位に到着。

駐車場にもほとんど雪は残っておらず、恐らく関係者やスタッフの方のご尽力かと。本当に頭が下がります。

さて、7時~8時の1時間が1回目の試走タイム。
せっかくなのでコースチェックに走ります。
路面が固い感じで土なんですが完全に凍っている感じ。
そして、雪が残っているところも少しあります。
スリッピーではあるもののこれは自分らの頃にはグチャグチャ路面だろうなと。
案の定11時手前の2回目の試走タイムでは、コースはグッチャグチャ。
でも、凍ってスリッピーよりはグチャグチャの方がまだマシと割り切って試走。

このコースの最大の難所。


地獄の谷(急傾斜のキャンバーつづら折)


天国への階段(95段の階段上り区間)

地獄の谷は自分のテクニック不足なので仕方ない訳ですが、
天国への階段は試走でも感じましたが、病み上がり(半病人)には酷過ぎます。
ボクは自転車に乗りに来てるんです。担ぎたくなんてないんですよ。

さて、自分のレースのスタート時間来てグリッド整列が行われていると、雪が降ってきましたwww
デビュー戦がこの難所で且つ雪レースってどんだけ追い込まれてるんだ俺は。。。

自分が出たC4Bはエントリー49台、出場42台でゼッケン順に整列が行われます。
初出場の自分はゼッケン「43」番。
最後列スタートです。

さて、レーススタートです。
このコース、スタートラインから本コースに入るまでの区間がアスファルトのヒルクライム区間(1km位?)になのでここでどれだけ上げられるかが肝になります。
周りも同じ考えだとは思いつつも、ダートに入って抜くより遥かにリスク回避になるので死にもの狂いで踏み込みます。
右側のラインを確保しつつ、蓋のない側溝があるためなのかラインが一本空きが出来るのでココにタイヤねじ込んで前に上がります。
最後尾付近からアスファルト終わる時点で15~18番手まで上がっていた気がします。
この後のダート区間で少し呼吸を整えつつ、前何人かがもたついた隙に前に出る事はできつつも、結局体力が全く持ちませんでした。

地獄の谷でうまく乗車出来ずに体力を削られ、、、


(写真だけみると乗れてる様にみえますねw)

 

その後の天国への階段で
文字通り天国に行くんじゃないかと思うくらい顔面蒼白になってみたり、、、


(これ恐らく走っておりません、ほぼ歩いております。)

 

「ゴルゴタの丘」に自らが磔(はりつけ)をされる十字架を背負って登るイエス・キリスト様のような光景ですが、私含めてココにいる人たちは業が深そうで天国に行けそうもないです、、、

さて、結果はというと最終周に少し抜かれて結局12位でフィニッシュ。まだまだ精進が足りません。

同じチームのけんぽさんは昇格まであと少しな5位でフィニッシュでした。
次回あたり昇格しそうな勢いですね。

個人的な振り返りとしては、
・テクニック面は同カテゴリ内では大きく隔たりがある訳ではない。
・体力面では今回体調がかなり悪かったのを差し引いても周りと比べて低水準。
・タイヤの空気圧凄く大事。今回はレース時に落としすぎてパンクしたんじゃないかと思うくらいの乗り味にしてしまった。コンマ2-3気圧上げてても良かったかなと反省。
・1周目の飛び乗りだったかギャップ越えタイミングでサドルがズレて前下がりになってしまった。

次のレースは間髪置かずに今週末前橋シクロクロスです。
また木金あたりに雪予報が出ていたり気温も上がらなそうですが、頑張って今回よりも上のリザルトを狙ってこようと思います。

ではでは~

シクロクロスのフロントシングルギア化とリアスプロケットのワイド化

シクロクロスのバイクを組んでダートを走ってみた結果、私の脚力だとフロントのアウターギアは一生使わないという事を草々に悟る。

だったら、フロントはシングルギアで十分ではないのか説勃発

調べたら、サードパーティメーカからナローワイドと呼ばれるフロントシングル用のギアが出ている事判明。

自分のつけてるクランク PCD(BCD)110で設定があるナローワイドで且つ、安価なものを探す。

RaceFaceというブランドがwiggleで販売しているのを発見。

ポチッとな!

えぇ、これで速くなる訳でも無いのに物欲に負けました。。。
・フロント38T
・リア11-32T
で一先ず組んでいきます。

105のショートゲージのリアディレーラー(RD-5800-SS)なので28Tまでが本来のキャパシティーですが、フロントシングル仕様については、32Tでも問題なくシフトチェンジ出来ました。

32Tの状態だとスプロケットとガイドプーリーが近い状態となっており結構ギリギリな感じですが、クランクを回した感じでの抵抗は特に気になるようには感じられません。

因みにフロントダブル(50-34)でフロントをアウターに掛けてリアを32Tにすると流石にテンション張り過ぎでクランクを回した際の抵抗も大きな感じでした。

私は試してませんが、フロントダブルでも、あと2リンクほど伸ばせば何とかなる気はします。
但し、フロントインナーでリアをトップにした時にかなりテンションが緩くなるのは目に見えているのでオススメは出来ませんし、やってマシン壊したり怪我しても自己責任でお願いします。

RD-5800-SSでのフロントシングルのキャパが大体わかったので実際のリアのカセット選択ですが、3種類のカセットの各ギア設定や重量等をまとめると以下になります。

現状は、105(5800)の11-32Tを装着しているわけですが、コースプロファイル上問題なければレースの時はロード用の11-30Tを使用するのが軽くて良いのかなと。

逆に11-32Tのアルテグラ(R8000)と105(5800)の重量差が22g程度だと改めてアルテのスプロケを買う必要は無いのかなと。

11-34Tに至ってはハイギアードの方も歯が2段離れており、流石にワイドすぎるのでレースだとチョイスしづらいかな。
ポタリング等するのであれば、劇坂や悪路対策としては最高な気がします。(笑)

まぁ、そんな事より最大のメリットはこの11-34Tに限っては、今までの10速用ホイールでこのカセットを使う事が出来る事だったりします。
手持ちの10速ホイールを11速用として生かすことが出来るのは大きな事ですね。

ただ、これってスプロケットの位置が11-34Tと他の11速カセットとで異なるような気がするので、カセットを付け替える度にリアディレーラー調整が発生するのかな?
だとするとレースの際にこれを使うのは尚更難しい気がします。

という訳で、私の今回の結論は、
フロント:38Tのシングルギア。
普段の練習は、105の11-32T。
レース時は試走で問題なければ、R9100の11-30T。
で行こうと思います。

これで
・フロントディレーラー
・シフトワイヤー
・フロントダブルのギア46*36T
分軽くなり、
・RaceFace 38T
分重量増となりました。


フロントディレーラー:95g


シフトワイヤー:46g


46-36Tダブル旧クランク:716g


シングルギア新クランク:492g

あっ、さり気なくクランクも中古の安いカーボンクランクをゲットして更なる軽量化しましたw

95g + 46g + 716g – 492g = 365g

の減量に成功です。


変速周りがゴソっと無くなったのでフロント周りがかなりスッキリしました。

そして、現時点での車体重量が、
ジャスト 8kg!
ベルやら何やら除けばアンダー8kg達成ですね。

遊びのつもりで組んだマシンがそこそこ出来上がってしまったので、とりあえず1月28日の茨城シクロクロスに参戦してこようと思います。
まぁ、体力が絶望的に無いので、安全に怪我だけはしないよう楽しんで走ってきます!

そのレポートはまた後日~

シクロクロスをはじめよう その3:ホイールタイヤ編とペダルもね。

さて、車両選びからコンポ周りの組付けまで終了し、今回はホイールとタイヤの選定です。

ホイールですが、大きく分けて3種類
・クリンチャー
・チューブラー
・チューブレス
があります。

クリンチャーはタイヤの中にチューブを入れて使うタイプ。ママチャリなんかもこれで一番一般的ですね。

チューブラーはタイヤにチューブが縫いこまれており、ホイールに接着剤でつけて使います。ロードバイクのレースなんかでよく使われています。ロードバイク乗るまでこんなタイヤ知りませんでした(汗)

チューブレスは自動車やオートバイと同じで中のチューブが無いタイプです。自転車ではMTBではメジャーですがロードバイクではまだまだマイナーですね。

シクロクロスのレースではチューブラーが主流の用です。ダートの中を低圧のタイヤで走る為、クリンチャーだとリム打ちしてパンクしてしまう事があるからだとか。

今回は結構高かったのに家でローラー練用の成り下がっている「MAVIC キリシウム SLS」をチョイス。

手持ちのカーボンチューブラーもありますが、これを投入する勇気はさすがに無いので、マビック投入です。重量も1395gとクリンチャーホイールの中ではかなりの軽量級に属します。

ただ、普通にクリンチャーとして使ってもまぁ自分レベルなら良いかなとも思ったんですが、どうせならやってみたかったマビックホイールのチューブレス化にチャレンジしてみようかと思います。
※マビックのホイールはチューブレス未対応のものでもチューブレス化に成功している記事が結構ネットに上がってます。

こんな感じでスポークのホールが空いてない造りになっています。

そして用意したタイヤ等は、
・IRC SERAC CX TUBELESS   9,980円(2本合計 タイヤ)
・STANS NoTubes 44mm      2,190円(2本入バルブ部)
・IRC タイヤレバー        1,080円

通常のタイヤ交換と変わらないくらいの値段です。


タイヤはIRCのSERAC CX TUBELESS 結構ド定番ぽいので先ずはコレで試してみます。

「STANS NoTubes 44mm」は空気を入れるバルブです。チューブレスなのでチューブの代わりにこいつになります。

念のためですが、タイヤレバーをIRCから発売されているチューブレス用のものを1セット購入しておきます。

先ず、チューブレス用のバルブを仮組みしその後にタイヤをハメていきます。

バイクレースの時以来のチューブレスタイヤの手組みです。入れるのはバイクレースの時に比べたらそんなに苦労しませんが、このあたりは馴れなので人によっては結構辛く感じる人もいるかも知れません。

後、女性の力だとかなりコツを要しないと嵌めづらいかもしれません。

この時中性洗剤を薄めたものをビード面に塗っておくと滑りが良くなってハマりやすいですが、バイクなんかで使うビードワックスも試してみましたがリムブレーキの人はブレーキ面にビードワックスが付かないよう気を使う割には、バイクの時ほどメリットないなと思います。

またコツとしては、「最後にハメる部分」の間逆側のビードを落としておくこと。文章にするとわかりづらいんですが、これがわかってないと力技で押し込む事になります。
※オートバイでのチューブレスタイヤでの経験ですが、ここで力技で押し込むとビードが歪んだり最悪傷をつけてしまい、後のビード上げの際に「上がりづらい」「上がらない」となってしまうケースが見受けられていました。

さて、作業の続きです。タイヤをハメるまでは順調だったんですが、これバイクでもよくある話ですが、、、まぁビードが上がらん訳です(汗)

普通のロード用フロアポンプだとビード上げるくらいまで圧力が掛けられません。。。

※ホイールとタイヤの相性が合えばイケるとは思います。あくまで今回のケースではフロアポンプでは上がりませんでした。そもそも本来チューブレスホイールでも無いしねw

色々悩んだ結果、使いきりのCO2ボンベで上がるんじゃね?というのを思いつきチャレンジしたら大成功!

但し、毎回CO2ボンベ(約300円)で上げるのも馬鹿らしいので、コンプレッサー等が自宅に無い人は高圧タンクを買うというのも一つの手かと思います。チューブレスのビード上げに使う高圧タンク、調べた限り安いものでも5,000円位しますね。

私はバイクの時にコンプレッサー持っているので、もう一個のホイールは問答無用でコチラをチョイスしましたw

あとペダル類は色々調べた結果、無難にクランクブラザーズにし、

シューズはお安くY’s入間で約1万円で売られていたNORTHWAVEのベロクロで決定です。

と、これで完成ですが、ざっくり掛かったコストですは、

車両周り:10万円

タイヤ周り:1.3万円

ペダルクリートシューズ:1.6万円

嫁曰く、もはや新車買っても良かったんじゃないかw

という有難いご意見も頂きましたが、車両では10万円以下に抑えられたので良しとします。(フレームだけ後で買い換えても良いしwww)

これで後は怪我せず楽しむだけですね、ではでは〜